エントリー、「冬場の液温管理(プリント編)」では、バットを2重にしましたその下部に保温用の水を張り、そこへ熱帯魚飼育用のヒーターを投入、成功したことをご紹介しております。
今冬は、さらにフィルム現像におきましても同じようにヒーターを使って液温管理を行なっております。

フィルム現像では、プリントより、液温管理がシビア、と云いますか、生命線だと思いますので、サーモとコントローラー付きのヒーターを使い、細かな温度管理を可能とさせています。(因みに保温用の桶はクーラーボックスを利用しております。)

このような商品パッケージでした。(消費電力40W、 15度C~35度Cまで調温可)

けっこう安易なつくりのコントローラー部ですが、充分機能しております。
ただし、温度の設定は事前にテストし、求める水温をキープできる可変ボリュームの位置を探っておくことは必要です。また室温にも若干左右されますから、現像液を調温しながら、様子をみて微調整してゆくのが好ましいでしょう。
そして、もちろんこれはプリント時にも使用できます。
11:49 AM permalink | comments (4) | trackbacks (0)
英イルフォード社が管財人の管理下におかれ、工場従業員の解雇や社の売却が検討されているというニュースに戦慄を感じたのは2004年の9月のことでした。その後05年2月に管財人管理下より脱し、Harman Technology社のILFORD Photoブランドとして、世界の市場に再びフィルムや印画紙をはじめとする商品が供給されるニュースに触れたときの安堵感は今でも思い出すことができます。
そのイルフォード・ショックともいうべき時期に、超高感度フィルムであるDELTA 3200、その他諸々の同社商品を常用していた僕としては、イルフォード無き後の代替を真剣に考えたのは言うまでもありません。そこでDELTA 3200の代わりにKodak T-MAX P3200を。増感に効果絶大な微粒子軟調現像液であるMICROPHENに代えてKodak X-tolを候補にあげ、テストを開始しました。そのT-MAX P3200とX-tolの組み合わせは、なかなか感度面での満足が得られず、結局テストの後、一度だけ実践投入したきりで以降使用することはなくなってしまいました。上記のようにILFORD Photoブランドが世に残ってくれたのが最大の理由でもあります。
(ところがその後、日本国内のみ、ライセンサーである中外写真薬品さんの販売品目からMICROPHENが消えてしまったときはまいりました。DELTA 3200を超高感度域で使用するにはMICROPHENしかないと考えているので、その代用は自家調合することで得、現在に至っております。)
ところでKodak X-tolという現像液ですが、その後のテストと実践において、たいへん良好な結果をもたらし今ではEI 200からEI 1600に至る各露光指数値において、Fuji 400 Prestや1600 Super Prestなどのフィルムの標準現像液として常時ストックするようになりました。
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5:36 PM permalink | comments (3) | trackbacks (0)
(本文は、05年7月に拙サイトSound Of Silenceの記事として載せたものを転載しました。)
シンプル・フィルム現像/イルフォード方式のススメ
僕はフィルム現像を自宅で始めるにあたり、常用フィルムであったイルフォードが提供している資料を参考にしました。他の参考文献などに比べ、処理方法が詳しく、かつなぜそのような処理でよいのか、という点が明確でしたので採用しました。とくにイルフォード製のフィルムと、処理剤のマッチングに関して説得力のある書きっぷり(笑)でしたので、ユーザーとしてまんまとメーカーの思惑にハマっているかな?
ところで、そのイルフォードが推奨する処理方法はたいへんシンプル。そこに自分なりの方法を加えながら自分にとってのスタンダードを確立することができましたので、ここでご紹介したいと思います。
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11:12 AM permalink | comments (0) | trackbacks (1)
先日の現像過多なネガをブリーチし、再現像を試みました。
まずブリーチ剤にネガを浸け、ときどき攪拌しながら様子を見ます。完全にネガ像が消えることはないのですが、画像エリアはうっすらとグレーの幕がかかったようになっています。コマとコマの間の素ヌケの部分は最初の現像時のフォグもブリーチされたようでfb+f濃度が低くなっています。
ブリーチされたネガはよくリンスして、次に再現像を試みます。
この再現像(のための現像液)には現像主薬とアルカリ剤だけが備わっていれば良いということで、もっとも単純な現像液処方であるKodak D-23(水1Lに対し、メトール7.5g、亜硫酸ナトリウム100g)を調合し、これを1:1希釈で使用しました。
再現像はたいへん速い時間で進行してゆくようです。
おっと、とあわててネガを現像液から出し水洗(停止浴にあたる)、そして定着したのですがその最初のコマは薄すぎました。そんなにあわてる必要はありませんでしたね。現像時間は1分。内、最初の30秒は攪拌。
次のネガは3分再現像を行いましたが、こちらは現像過多。うーん、このタイミングを見計らうために、もう少しテストが必要ですね。
昨夜はここまでで作業を終了しましたが、次回はD-23を1:3希釈にして現像進行を緩和させ、目視での現像打ち切りのタイミングを計りやすくしようと考えています。

--ブリーチ中。ネガを割り箸でつまんでます(笑)。
プラ製のピンセットを用意すると良さそうですね。--
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11:51 AM permalink | comments (0) | trackbacks (0)
日曜に撮影したお台場での120フィルムを現像。この日はACROSを1本だけ撮ったのですが、このフィルムにはPC-TEAという現像液(市販はされてません。自家調合。)を使用しています。薄黄色のTEAにフェニドンとアスコルビン酸を溶解させている現像液で、溶解後はオレンジ色っぽいのが見た目の特徴。しかし段々と色が濃くなってきており、昨日久しぶりに見てみるとその保存液は真っ黒になっていました。おそらく酸化かしらね。たぶん使えないかな、と思いつつ1対50に希釈し使用液を作り、実験してみることにしました。本来なら実験用に撮影したフィルムを使うのがもっともなのですが、もうリールに巻いちゃいましたし、どうせ良いカットはないということで、そのロールを現像してみることに。
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2:19 AM permalink | comments (0) | trackbacks (0)