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   <updated>2008-02-27T03:03:04Z</updated>
   <subtitle>-reports from darkroom by M.Niijima-</subtitle>
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   <title>冬場の液温管理（フィルム現像編）</title>
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   <published>2008-02-27T02:49:35Z</published>
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   <summary>エントリー、「冬場の液温管理（プリント編）」では、バットを２重にしましたその下部...</summary>
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      <![CDATA[エントリー、「<a href="http://gelatinesilver.mniijima.com/2007/01/post_4.html">冬場の液温管理（プリント編）</a>」では、バットを２重にしましたその下部に保温用の水を張り、そこへ熱帯魚飼育用のヒーターを投入、成功したことをご紹介しております。
今冬は、さらにフィルム現像におきましても同じようにヒーターを使って液温管理を行なっております。


<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/heater-dev01.jpg" width="320" height="200">


フィルム現像では、プリントより、液温管理がシビア、と云いますか、生命線だと思いますので、サーモとコントローラー付きのヒーターを使い、細かな温度管理を可能とさせています。（因みに保温用の桶はクーラーボックスを利用しております。）


<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/heater-dev02.jpg" width="200" height="267">

このような商品パッケージでした。（消費電力４０Ｗ、　１５度Ｃ～３５度Ｃまで調温可）

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/heater-dev03.jpg" width="267" height="200">

けっこう安易なつくりのコントローラー部ですが、充分機能しております。
ただし、温度の設定は事前にテストし、求める水温をキープできる可変ボリュームの位置を探っておくことは必要です。また室温にも若干左右されますから、現像液を調温しながら、様子をみて微調整してゆくのが好ましいでしょう。

そして、もちろんこれは<a href="http://gelatinesilver.mniijima.com/2007/01/post_4.html">プリント時にも</a>使用できます。]]>
      
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   <title>ＦＢ（バライタ）紙の乾燥とフラットニング</title>
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   <published>2008-02-26T09:05:09Z</published>
   <updated>2008-02-26T09:09:35Z</updated>
   
   <summary>ＦＢ（バライタ）紙を使っていますと、露光からウエットセクションを終えてから、もう...</summary>
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      ＦＢ（バライタ）紙を使っていますと、露光からウエットセクションを終えてから、もうひと仕事が待っております。乾燥と紙のフラットニングです。
人それぞれ工夫しておこなっております、この工程ですが、わたくしの方法をまとめてみました。以下ご参考になれば幸いでございます。



      <![CDATA[定着浴には、<a href="http://gelatinesilver.mniijima.com/2007/02/silvergrainclearfix.html">silvergrainブランドのアルカリ定着液・Clearfix</a>（１：３希釈）を使用。

その後、上記リンク先でも記していますように、予備水洗・１分～水洗促進浴・５分～本水洗・１０分。しかも水洗は垂れ流しの流水ではなく、開発者のアドバイスもあり、１０分の処理のため、１分、２分、３分、４分、そしておまけに１分、各計時終了時点で水の総入れ替えを行いながら、バット内で連続攪拌する方法です。


水洗を終えましたら、印画紙を裏面にして、アクリル板に貼り付けます。このとき印画紙の４隅の１角を少しだけ（１ミリくらいで充分）アクリル板から、はみ出させておきます。
印画紙の表面（このときは印画面の裏）を、一度濡らし、よく水を切ったスポンジで拭い、水滴を除去します。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/dry06m.jpg" width="267" height="200">

何度もゴシゴシ擦るのではなく、ゆっくりと一回で拭き取ります。６切(8x10inch)印画紙なら、矢印のように、４工程で拭きあがります。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/dry07m.jpg" width="267" height="200">

このときスポンジの角を使ってあげますと、拭きムラがないようです。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/dry08m.jpg" width="267" height="200">


先にはみ出させた印画紙の角を使って（持って）、印画紙をアクリル板からはずします。

別に用意しました、もう１枚のアクリル板に、次は印画面を上にして貼り付けます。このときはアクリル板の中央に置いて構いません。
または、先に拭った印画紙裏面が濡れないようなところに一旦置き、使用したアクリル板の表面（印画面が接していたため濡れている）を清潔なタオル等で拭い、水滴を除去し、その後印画紙を表面を上にし置いてあげる方法も可能ですね。

そして今度は上にしました印画紙表面の水滴を同様に丁寧に拭い、また印画紙の周囲（アクリル板上）に水滴があれば、それらもタオル等で拭ってあげます。


次は、印画紙をアクリル板に貼ったまま乾燥工程に入ります。

きれいに洗浄、水滴を拭き取ったバットに、印画紙が貼りついたアクリル板を収めます。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/dry01m.jpg" width="200" height="267">

ホコリ対策として、洗濯用ネット（一番網目の細かいもの）をバットにすっぽりと被せます。大型バットの場合は、洗濯用ネットを切り、バット上部に張るような感じで、４隅を糊の残らないパーマセルテープなどで留めてあげれば大丈夫です。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/dry02m.jpg" width="200" height="267">

気温、湿度によって印画紙が乾燥する時間が異なりますが、印画紙表面がベタつかないころになりましたら、取り出してフラットニング工程に移ります。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/dry03m.jpg" width="200" height="267">

わたしの場合は無酸性紙を使ったスケッチブックに挟み、

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/dry04m.jpg" width="200" height="200">

１週間ほど上から重しを掛け、波打った印画紙を平坦にしてあげます。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/dry05m.jpg" width="200" height="200">


以上、引伸ばしプリントしました印画紙の乾燥～フラットニング（平坦化）工程になります。]]>
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   <title>お知らせ</title>
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   <published>2007-12-05T01:35:05Z</published>
   <updated>2007-12-05T01:39:31Z</updated>
   
   <summary>当ブログ・エントリー「イーゼルのセットアップ（４枚羽根）」のみ、スパム・コメント...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://gelatinesilver.mniijima.com/">
      <![CDATA[当ブログ・エントリー「<a href="http://gelatinesilver.mniijima.com/2006/10/post.html">イーゼルのセットアップ（４枚羽根）</a>」のみ、スパム・コメントおよびＴＢが異常なほど多いので、しばらくは該当エントリーのコメントとＴＢの受付を閉じることにいたしました。
このエントリーに関しまして、ご意見、ご質問などがございましたら、関連エントリー「<a href="http://gelatinesilver.mniijima.com/2007/10/post_6.html">イーゼルの加工、セットアップ（２枚羽根）</a>」のほうまでお寄せいただきますようお願い申しあげます。]]>
      
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   <title>イーゼルの加工、セットアップ（２枚羽根）</title>
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   <published>2007-10-22T15:02:00Z</published>
   <updated>2007-10-22T15:05:53Z</updated>
   
   <summary>今回は２枚羽根イーゼルのセットアップの１例をご紹介いたします。 （参考：イーゼル...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://gelatinesilver.mniijima.com/">
      <![CDATA[今回は２枚羽根イーゼルのセットアップの１例をご紹介いたします。
（参考：<a href="http://gelatinesilver.mniijima.com/2006/10/post.html">イーゼルのセットアップ（４枚羽根）</a>）

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-01.jpg" width="300" height="225" />


２枚羽根イーゼルは余白を自由にとれなかったり、フィルムフォーマットの縦横比に合わせて印画しようとすると印画部を中央に持ってくることができなかったりと、利便性が低いため、ある程度の加工は必須かと思われます。もちろんプリントをマッティングする際に余白をすべて切り落とし、ドライマウントされる方はあまり余白の自由度を気にしなくともＯＫだと思いますが、、、

因みに、僕はポストカード・サイズの紙にプリントするとき（カビネ用イーゼルを使って）、この方法を採っております。


-]]>
      <![CDATA[まず厚紙を用意し、使用する印画紙のサイズ、印画面の位置出しをします。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-02.jpg" width="300" height="225" />


そしてきれいに切り抜き、マスクを作ります。マスクの下辺は印画紙サイズより多少大きくても構いませんが、上辺、左辺、そしてできれば右辺（※後述）は印画紙サイズとしっかり揃えておくことです。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-03.jpg" width="300" height="225" />


僕のイーゼルはＬＰＬ製で、印画紙の上辺と左辺にあたる部分に印画紙を留めるガイドがあり、多少の余白の幅をここで調整できるようになっていますが、自作マスクを活かすため余白幅最小になる位置にセットし、そして作成したマスクをイーゼルに載せます。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-04.jpg" width="300" height="225" />


このとき上辺をガイドにぴったりと押し付けながら、左方向へズラすようにしながらセットすると、きれいに収まります。印画紙をセットするときもこのようにセットしてあげるのが良いと思います。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-05.jpg" width="300" height="225" />


さて、このままですとイーゼルに付いている印画紙留めのガイドが引っかかり、マスクを上げ下げできません。よってマスクをセット後、パーマセルテープなど糊が残らないテープでマスクをイーゼル台板上に仮留めしておき、マスクの印画紙留めに引っかかる部分をカットしてあげます。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-06.jpg" width="300" height="225" />



また（135と、中判など違うフィルムをプリントする場合）マスクを取り外し、交換することを考慮し、イーゼル台板上には（僕の場合はパーマセルテープで）マスクの位置をしっかりマーキングしておくこと。（印画紙留め部分をカットしているため、次回セットする際は、それを利用できませんからね。）
※また、このガイド（テープによるマーク）がありますと、印画紙をセットしたときもテープの若干の厚みで印画紙がズレにくくなります。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-07.jpg" width="300" height="225" />

すみません、画像ではいつのまにかマスクが黒くなってます（笑）　中抜き近くは墨でペイントしており、イーゼル本体のブレードが接する面はパーマセルテープを貼っています。



さぁ、イーゼルのブレードを降ろしましょう。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-08.jpg" width="300" height="225" />


ブレードと自作マスクをパーマセルテープで固定して完成です。

<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-09.jpg" width="300" height="225" />


<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-10.jpg" width="300" height="225" />


<img border="0" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/easel2-11.jpg" width="300" height="225" />

]]>
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   <title>時間管理 / タイマー</title>
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   <published>2007-08-29T03:34:34Z</published>
   <updated>2007-10-22T15:10:39Z</updated>
   
   <summary>フィルム現像も、プリントも、ウェットプロセスには時間の管理が大切です。 写真量販...</summary>
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      <![CDATA[フィルム現像も、プリントも、ウェットプロセスには時間の管理が大切です。
写真量販店に行きますと、これら作業用のタイマーも販売されているほどです。僕もシビアに時間を管理しておりますが、道具は専用の品を使っているわけではございません。

まずフィルム現像におきましては、１００均ショップで購入したキッチンタイマー。

<img border="0" alt="clock002.jpg" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/clock002.jpg" width="300" height="225" />

水滴が付着しても構わないようラップでくるんで使用しております。


プリント作業では普通の壁掛け時計です。薬液を張ったトレイを並べたすぐ傍（それが本棚の一番下なのですが）に普段から掛けて（置いて）あります。赤い秒針を心配しましたが、暗室のセーフライトの中でもしっかりと見ることができます。

<img border="0" alt="clock001.jpg" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/clock001.jpg" width="300" height="225" />

リスプリントは未だ経験がないのですが、ハイドロキノン単用の温黒現像液を使いますと６分とか、７分とか現像しているときもあります。そのときは時計の長針を気にしておくか、先のフィルム現像で使用していますキッチンタイマーでカウントダウンさせ、併用することで長い現像を管理しております。


(trackback to "<a href="http://black.ap.teacup.com/boo115/73.html" target="_blank">Darkroom Life / 「キッチンタイマー」</a>")]]>
      
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   <title>silvergrainブランドのアルカリ定着液・Clearfix</title>
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   <published>2007-02-21T09:25:32Z</published>
   <updated>2007-02-22T01:45:23Z</updated>
   
   <summary>silvergrainブランドのアルカリ定着液・Clearfixは、以前のエント...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://gelatinesilver.mniijima.com/">
      <![CDATA[silvergrainブランドのアルカリ定着液・Clearfixは、以前の<a href="http://gelatinesilver.mniijima.com/2006/10/d72.html">エントリー</a>でちらっとご紹介しました（と言いますか、名称を記載しただけですが）が、このたび国内流通が始まりましたので、あらためてご紹介させていただきたいと思います。

もちろん僕はsilvergrainブランドさんとなんら関わりはないのですが、実際にアルカリ定着液を使っていますと、もう酸性のそれには戻れなくなってしまいます。
メリットとしては、
・濃縮液体であること＝使用液に溶解するのが楽
・定着液のｐｈ維持を目的に酸性停止液を使わずに済む
　　（Clearfix自体ｐｈ緩衝されているので、酸性停止液も問題なく使用できます）
・水洗効率がよく、アーカイバル処理に向いている

てな、ところでしょうか。

実際僕はＦＢ紙の水洗を、予備水洗・１分～水洗促進浴・５分～本水洗・１０分で行っております。（Clearfixは1:3希釈で使用）
しかも水洗は垂れ流しの流水ではなく、開発者のアドバイスもあり、１０分の処理のため、１分、２分、３分、４分、そしておまけに１分、各計時終了時点で水の総入れ替えを行いながら、バット内で連続攪拌する方法で洗ってあげていますので、水資源的にもエコで嬉しい限りです。

このsilvergrain Clearfixは、
<a href="http://www.doctor-and.com/" target="_blank">A Power</a>さんから通販できます。
また、<a href="http://roonee.com/scb/shop/shop.cgi" target="_blank">ルーニイさんのオンラインショップ</a>でも扱っているようです。
是非お試しを。


******
ちょっと補足。

このアルカリ（ｐｈはほぼ中性から弱アルカリ）定着液だけでなく、迅速性を謳った定着液（例えばイルフォード・ハイパム・フィクサー酸性非硬膜定着剤など）は主成分がチオ硫酸アンモニウムというものなのですが、すなわち若干アンモニア臭がします。
僕は（印画紙処理のとき２リットルほどの使用液をトレイに開けていますが）使用前に想像していたより意外と臭いは気になりませんでしたけれど、気にする方もいるかもしれませんね。


あと、国内では１クォート（約950ml）入りボトルのみの流通ですが、海外では１ガロン（約3.8L）入りも流通しており、これは<a href="http://www.digitaltruth.com/" target="_blank">Digitaltruth Photo</a>さんから購入できます。

（Feb 22, '07加筆）]]>
      
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   <title>冬場の液温管理（プリント編）</title>
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   <published>2007-01-16T04:33:30Z</published>
   <updated>2007-01-16T04:36:08Z</updated>
   
   <summary>液温管理が気になる冬場、僕の自室（暗室）ではエアコンで室内温度を上げておりますが...</summary>
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      <![CDATA[液温管理が気になる冬場、僕の自室（暗室）ではエアコンで室内温度を上げておりますが、それでもバットを並べている床面での温度は１５～１８度Ｃくらい。頭上ではかなりの温度になっているのですが空気の循環など問題がありますね。
そのままバットに液を張って処理すると、あっという間に液温が下がってしまいます。そこでバットを２重にし、保温用バットには熱帯魚飼育用のヒーターを使い保温することにしました。

これが大成功！

僕が購入したのは最も小型で消費電力が少ない３０ワット、温度固定（２６度Ｃ固定）のもの。一番安い。
他に温度コントロールのできるサーモ付きのものなどがあります。

さて印画紙現像液は基本的に希釈して使用するものが多いですね。この時期保存液は１０度くらいもしくはそれ以下に冷えていますので、ある程度の水温の水（３０度くらい）で希釈します。そのバットの下に保温用バットを敷き、そこにもある程度の温度の水を注ぎます。

<img alt="tray-heater.jpg" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/tray-heater.jpg" width="320" height="240" />

そして上の写真のように下側のバットの水中にヒーターを沈めてから電源を入れます。このヒーターは前述のように２６度固定（１０～２０リットル水槽用）のものですが上下のバットの間にスペーサー（プラスティック消しゴムを４ヶ利用）を挟んではいるものの、対流があまり良くないのか、その程度の性能なのかは判りませんが２４～２５度くらいをキープする程度です。それでも充分ですね。上のバットに張った現像液はしっかり２４度をキープしています。

当初は現像液に直接ヒーターをドボンさせようと考えていました。ところで僕は６つ切印画紙を現像するのに４つ切のバットに1.5～2リットルの薬液を注いでいるのですが、ヒーターはある程度の太さを持っており、その程度の薬液量では完全にヒーターが浸かりませんでした。そこで下に大４つ用のバットを敷き3リットルほどの水を張ってヒーターをセットすることにしたのです。ヒーターには水槽の内壁に吸着させるキスゴムがついていますが、プラ製のバットには吸着してくれませんでしたが、両端は熱を絶縁する素材がヒーター本体より太くなっていますので、ドボンと浸けてもヒーター本体がバットに接着することもなく良い感じです。
ただしヒーターから延びている電源コードが短いので、バット近くまでコンセントから延長コードを引っ張ってきておりまして、コネクト部には水や液がかからないよう注意しなくてはいけません。

現像液での成功でにより、ヒーターをもう１本追加購入し、定着液にも採用しました。液の低温化によって現像不足になった場合は目で判りますが、定着不足は心配ですからね。定着液の推奨処理温度を守って作業したいものです。
なお定着液は処理可能枚数に達するまでは保存し、使いまわしていきますから、この時期収納から取り出したときはかなり冷えています。そこでまずは保存ボトルのまま湯せんしてある程度温めてから、バットに注いでいます。

僕は停止浴に酢酸を使用せず水で行っていますので、これは湯と水をミックスし２０度以上として使っております。水温が下がってくるころには、ある程度処理もしており（現像液からのキャリーオーバーで）黄色い水となっておりますので、新たな水（湯）と交換してあげることで液温を管理しております。]]>
      
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   <title>お気に入りの現像剤(1) Kodak X-tol</title>
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   <published>2006-11-15T08:36:35Z</published>
   <updated>2006-11-15T14:02:49Z</updated>
   
   <summary>英イルフォード社が管財人の管理下におかれ、工場従業員の解雇や社の売却が検討されて...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://gelatinesilver.mniijima.com/">
      英イルフォード社が管財人の管理下におかれ、工場従業員の解雇や社の売却が検討されているというニュースに戦慄を感じたのは２００４年の９月のことでした。その後０５年２月に管財人管理下より脱し、Harman Technology社のILFORD Photoブランドとして、世界の市場に再びフィルムや印画紙をはじめとする商品が供給されるニュースに触れたときの安堵感は今でも思い出すことができます。

そのイルフォード・ショックともいうべき時期に、超高感度フィルムであるDELTA 3200、その他諸々の同社商品を常用していた僕としては、イルフォード無き後の代替を真剣に考えたのは言うまでもありません。そこでDELTA 3200の代わりにKodak T-MAX P3200を。増感に効果絶大な微粒子軟調現像液であるMICROPHENに代えてKodak X-tolを候補にあげ、テストを開始しました。そのT-MAX P3200とX-tolの組み合わせは、なかなか感度面での満足が得られず、結局テストの後、一度だけ実践投入したきりで以降使用することはなくなってしまいました。上記のようにILFORD Photoブランドが世に残ってくれたのが最大の理由でもあります。
（ところがその後、日本国内のみ、ライセンサーである中外写真薬品さんの販売品目からMICROPHENが消えてしまったときはまいりました。DELTA 3200を超高感度域で使用するにはMICROPHENしかないと考えているので、その代用は自家調合することで得、現在に至っております。）

ところでKodak X-tolという現像液ですが、その後のテストと実践において、たいへん良好な結果をもたらし今ではEI 200からEI 1600に至る各露光指数値において、Fuji 400 Prestや1600 Super Prestなどのフィルムの標準現像液として常時ストックするようになりました。

      <![CDATA[Kodak X-tol。このパッケージ現像剤は従来のPQ (=phenidone+hydroquinone)、MQ (=metol+hydroquinone)タイプ現像剤とは違い、ハイドロキノンを使わず、イソアスコルビン酸ナトリウムでその代替をしているタイプで、フジドールＥと同じ系列に分類されるでしょう。少し環境に優しいということになりますでしょうか。そしてこのアスコルビン酸はハイドロキノンより感度を得やすいとのこと。
コダックの資料によるとX-tolは、粒状性でD76を凌駕し、マイクロドール-Xに次ぐ微粒子。シャープネスはコダック・ラインナップで１番とされています。（特に希釈使用時において高いシャープネス効果を得られる。）　<a href="http://www.kodak.com/global/en/professional/products/chemistry/bwFilmProcessing/selecting.jhtml" target="_blank">参考</a>。　（まあメーカーの資料ですから、あとは使いこなしかと思いますが、、、）

データシート（日本語版）は<a href="http://wwwjp.kodak.com/JP/plugins/acrobat/ja/professional/products/films/BWF_Chemicals.pdf" target="_blank">こちら</a>

僕は現在、このX-tolの使用においては1:1から1:3まで、必ずや希釈して使用しております。最大の理由はやはり希釈によって得られるシャープネス効果を期待してのこと。
基本的には1:1希釈をベースに考えており、現像進行が速いFuji 1600 Super Prest（EI 800 と 1600）においては現像結果を安定させるためにある程度の処理時間をかけられる1:3希釈を採用しております。これは画質的な面でもたいへん満足しております。攪拌はイルフォード式標準攪拌（毎分１０秒間に４回の倒立攪拌）です。


粉末の溶解・保存
最近、保存液２リットル用の小パッケージが登場しましたが、以前は５リットル用しかなく、僕はポリバケツを使って溶解していました。掻き混ぜ棒も、キッチン用泡立て器を利用。もちろん泡立てるのではなく、やさしく混ぜてあげます。
さて、パッケージはＡ剤と、Ｂ剤の２つに分かれています。
まずＡ剤を溶かしてゆくのですが「常温でよく溶けます」と謳っている薬剤であるのに最後の数粒、結晶のように固まり残ったものだけはいつもなかなか溶けませんので、それらは無視しています（最後保存ビンに移すときにろ過しています）。そしてこのＡ剤、溶かすとその水溶液は濃い黄色？茶色？に変色しますが、異常ではありません。

次にＢ剤をバサバサと放り込みます。すると、あら不思議。いままで黄濁していた水溶液がサーっと透明（実際この段階ではパートＢ剤が溶けきっていないので白濁としているのですが）になっていきます。こちらはＡ剤より溶け易く、すぐに無色透明の水溶液となります。
最後に水を注ぎ足し、規定量の保存液として出来あがりです。

さて保存液は小分けし、１本１本完全に満タンとし＝空気が貯蔵ビン内に残らないようにして密栓することをお勧めします。
貯蔵ビン内に空気が入っている場合の使用期限は２ヶ月ですが、空気が入っていなければ６ヶ月保存できるとのことです。（抗酸化効果処理を施され保存期間が長いのもX-tolの「売り」のひとつのようです。）

個人的に低感度～中庸感度域（例えばFuji Acrosなど）では使用してはいないのですが、きちんとテストをすれば充分に期待に応えてくれるパフォーマンスはしてくれるのではないかと思います。よって様々な感度域で、満足できる現像結果をもたらしてくれる標準現像液として、お勧めできるパッケージであります。


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   <title>シンプル・フィルム現像/イルフォード方式のススメ</title>
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   <published>2006-11-07T02:12:16Z</published>
   <updated>2006-11-07T02:29:24Z</updated>
   
   <summary>（本文は、05年7月に拙サイトSound Of Silenceの記事として載せた...</summary>
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      <![CDATA[（本文は、05年7月に拙サイト<a href="http://www.mniijima.com/">Sound Of Silence</a>の記事として載せたものを転載しました。）

<strong>シンプル・フィルム現像/イルフォード方式のススメ</strong>

僕はフィルム現像を自宅で始めるにあたり、常用フィルムであったイルフォードが提供している資料を参考にしました。他の参考文献などに比べ、処理方法が詳しく、かつなぜそのような処理でよいのか、という点が明確でしたので採用しました。とくにイルフォード製のフィルムと、処理剤のマッチングに関して説得力のある書きっぷり（笑）でしたので、ユーザーとしてまんまとメーカーの思惑にハマっているかな？

ところで、そのイルフォードが推奨する処理方法はたいへんシンプル。そこに自分なりの方法を加えながら自分にとってのスタンダードを確立することができましたので、ここでご紹介したいと思います。

-]]>
      <![CDATA[僕はイルフォード製フィルムのほかにFuji Acros100, Prest400, Super-Prest1600 も使用していますが、イルフォードと同じ処理（もちろん現像処理時間はそれぞれのフィルムに合わせて）をしています。そのことで問題が起きたことは一度もありません。Kodak製はT-MAX P3200しか自家処理の経験はありませんが、これも同じ処理です。

フィルム現像の行程には器具や薬液の用意、フィルムのリールへの装填、水周りの温度管理などの前準備を済ませた以降、前浴、現像浴、停止浴、定着浴、水洗、乾燥という行程があります。さらにこのうち水洗においては定着浴後、予備水洗、水洗促進剤浴、本水洗、水滴防止剤浴など、その必要がある場合には行程を小区分することができますが、これらは定着剤の種類（後述）、水滴防止剤の使用の有無により変わってきます。

それでは僕が行っている「ほぼ」イルフォード方式を説明していきます。
薬液をメスカップに定量注ぎ、処理温度に調整するなど前準備をおこないます。

・まず前浴はしません。
・いきなり現像液浴。
・停止浴は水による停止（イルフォードは酢酸使用を勧めています）
・定着液浴
・水洗（水洗促進剤、水滴防止剤は使用していません）
・そして乾燥
と、行程はいたってシンプルです。

まず前浴。この行程はフィルム乳剤面を濡らしておくことで現像液注入後、液の反応を促す目的で行われるようですが、イルフォード方式ではこの行程は省きます。イルフォードのフィルム、データシートには「前浴は現像ムラの原因になりますのでおすすめできません」と書かれておりますので、僕は一度も行ったことがありません。（逆に前浴を毎回行っているけれど、それで現像ムラが起きたことは一度もない、という方もいらっしゃるかもしれませんが...）


<strong>現像液浴</strong>
ですので、いきなり現像液注入です。タンクのキャップを開け、どくどくと現像液を注入します。注入後タンクの底を硬いものにドンドンとあてて、フィルム面に付着しているかもしれない気泡を取り除いてやります。
そして攪拌。イルフォード方式では１０秒間に４回の倒立攪拌を行います。そして静止。

これを毎分、あたまの１０秒間に行っていきます。１０秒間に４回攪拌というのは、けっこうゆっくりとした攪拌だと思います。僕は時計を見なくても４回振れば１０秒経過しているくらい、このタイミングに慣れることができました。

処理時間終了（処理時間の開始と終了に関してには人それぞれの解釈が存在すると思います。僕はタンクに現像液を全て注入した段階で計時スタート。その後キャップをして気泡とりへ。そして１３５フィルム１本用タンクでは目標の終了時間１０秒前から排出開始、２本用＝１２０フィルム１本用では１５秒前から排出開始しています。）で、現像液を排出し、停止浴に入ります。


<strong>停止液浴</strong>
停止浴は通常、希釈した酢酸（希釈率は製品おのおのの指示に従ってください）液でおこないます。イルフォードでは自社製のIN 1 ストップバスの使用を勧めていますが、<strong>僕は処理温度にマッチさせた「水道水」で行っています。</strong>酢酸を使用すれば一気に現像液のアルカリを酸性に持っていくことができ、現像力は失われます。が、どうしても臭い酢酸液。そこで水を使って現像力を薄めてしまえ、というコンセプトの作業です。３０秒間連続攪拌（攪拌のタイミングは現像時と同じ１０秒で４回、すなわち３０秒間では１２回の倒立攪拌となります。慣れてくれば時計を見ずともぴったりできるようになります。）。全ての水を排出。再びフレッシュな水を注入、同様に攪拌、排出、これをもう一回繰り返して、計３回行い、定着浴に移ります。

----------------------------------------------------
<strong>ここでTips。</strong>３セットの注入、攪拌、排出を素早く、効率よく行う方法（右利き用。左利きの人は下記処理法の左右逆にして読めばよいのかな）。
・停止液（または水道水）の入ったメスカップは右手で取りやすい位置に置いておく。
・現像タンクを左手で持ち、右手でキャップを開け、現像液排出。
・排出後、右手でメスカップをつかみ、注入。右手でキャップを閉める。
・タンクを右手に持ち替え３０秒の連続攪拌へ。
・攪拌中、処理温度に近づけた水を満たした２リットル用メスカップから、タンクに注ぐための小さなメスカップに必要量移します。右手でタンクを攪拌していますので２リットル用メスカップは左手で持って注ぎます。
・３０秒経過して１２回の攪拌を終えたら、タンクを左手に持ち替え、右手でキャップを外し、排出。以下同様に繰り返して、３回の停止液浴を素早く進行します。
・３回目の攪拌中も大きなメスカップから小さなメスカップに定量移しておき、水槽やバットに浸け、処理温度をキープさせておきます（最後にカップに注いだこの水は後の水洗処理用となります。）そして定着液の入ったメスカップを水槽またはバットから取り出し右手で取りやすい位置に置いておき、３回目の停止液（または水）を排出したら、同様の流れで定着液を注入します。

----------------------------------------------------

とTipsを書いたところ、Darkroom Information Web Ringでお世話になっている<a href="http://www.tokyo-photo.net/" target="_blank">tokyo-photo.netさん</a>より、さらなるシンプルTipsを教えていただきました。現像タンクに水を注入する際、タンクを大きく斜めに傾ける。そして大きなメスカップから（定量を小さなカップに移さず）直接どくどく注いでしまう。タンクは斜めになっているので、水が溢れ出してもタンクの上の肩の部分には空気層が残る。これでＯＫ、という大胆なやり方だそうです。しかも注入口の下側だけ水が流れ込み、上から空気が抜けていく構造ができあがるので、注入スピードが速いという利点もあるとのことです。この方法、すぐにでもできそうですし、慣れたらとても効率良さそうですね。
    （July 12th, 05.追記）

----------------------------------------------------


<strong>定着液浴</strong>
僕はイルフォードが推奨するようにイルフォード・ハイパムフィクサーを使用しています。
これは迅速酸性無硬膜定着剤です。迅速＝すなわち処理時間が早い。非硬膜＝硬膜剤を使用していません（イルフォードはモダンなフィルムではフィルム乳剤に既に硬膜剤を添加しており、定着処理時にあえて硬膜剤を添加する必要はないと謳っています。しかしどうしても添加したい人のためにラピッド・ハーディナーという添加剤を用意していますが、僕は一度も購入したことがありません。）
ハイパムフィクサーの処理時間は３分から５分となっておりますのでマックスの５分間処理しています。現像液浴同様、注入後、気泡取り、１０秒間に４回の倒立攪拌、静止。毎時頭の１分ごと１０秒間に４回の倒立攪拌を行い、まるまる５分経ってから排出します。
僕は毎回新液を使用しています。ある程度定期的に現像作業をしていますので液も常にフレッシュなうちに使い切ることになります。繰り返し使用の場合は処理本数のチェックを怠らないよう注意しましょう。


<strong>水洗</strong>
イルフォードが推奨する水洗方法はユニークです。定着液排出後、処理温度に近づけた水（水道水）を定量タンクに注ぎ、まず５回の連続攪拌。そして排出。
フレッシュな水を注ぎ、次に１０回の連続攪拌、排出。
またフレッシュな水を注ぎ、２０回の連続攪拌、排出。
というものです。どう？シンプルでしょ？　ただしこれだけだと排出した水の色のピンクが取れきらない場合がありますので、僕はさらに２０回の連続攪拌のセッションを１回、さらに最後のすすぎの意味で５回の連続攪拌を加えて終了しています。だいたい５分くらいで水洗行程を終了できます。そしてなんといっても使う水の量が違います。僕が自分なりに加えているセッションを含めてタンクの容量Ｘ５回分の水量で済んでしまうのです。

（<strong>ただしこの方法、ハイパムフィクサーのような無硬膜定着剤を使用した場合のみ適応。</strong>さらにKodak製フィルム、僕はT-MAX P3200しか自家処理の経験はありませんが、排出液のピンク色が抜けにくく、５回攪拌、１０回攪拌、そして２０回のセッション３回繰り返すことでピンク色を除去しました。）
うちは小さい子供がいるので月々の水道代がバカにならず、この方式は、水道水垂れ流しで行う従来の水洗方式を環境面、コスト面で凌駕し、かつ処理する水の温度を現像処理温度に近づけておくことができ、現像、停止、定着、水洗と進行するなかでフィルムが浸かる液体の温度変化を最小に保つことができます。

<strong>その他の処理</strong>
まず迅速酸性無硬膜定着剤であるハイパムフィクサーを使用していることから水洗促進剤は必要ありません。
そしてフィルムを吊るし、乾燥開始の段にてスポンジで水滴を取り除いていますので水滴防止剤も使用しておりません。
上記の水洗処理を終えたら、フィルムをタンクから取り出し、乾燥させるために専用クリップに取り付け吊るします。

使用する薬品の種類が少なく（結果、現像液と定着液しか使っていない。）、各行程における液体の処理温度も季節に関係なくほぼ現像液と同一にできるこの方法、僕はかなり気に入っています。
是非お試しあれ！

(Originally published in July 2005 on my web-site <a href="http://www.mniijima.com/">Sound Of Silence</a>.)]]>
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   <title>印画紙現像液D-72の懐深さ</title>
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   <published>2006-10-31T10:21:09Z</published>
   <updated>2006-10-31T15:44:27Z</updated>
   
   <summary>先週末、夏の家族旅行中に撮った６Ｘ６のネガをバライタ紙に自家調合した現像液で処理...</summary>
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      <![CDATA[先週末、夏の家族旅行中に撮った６Ｘ６のネガをバライタ紙に自家調合した現像液で処理し、プリント作業を行いました。

画像は<a href="http://across.mniijima.com/2006/10/post_40.html">コチラ</a>

先だって<a href="http://across.mniijima.com/2006/10/post_37.html">清家冨男さんの写真展</a>に行き、随分と刺激を受けました。清家さんはテーマごと紙や処理を変えていらっしゃるようで、パリの写真は濃いブラウンの温黒に、セミマットというかAGFAのＦＢの微粒面が近い感じ。、静物は明るいブラウンで紙のベースもかなり黄色っぽく無光沢。ファイン・ヌードでは純黒にさらにセレンを施したようなトーンでグロッシー。それぞれ作風にマッチしており、自分でもいろいろと遊んでみたい気分になっていたのです。

家族旅行でのネガに人力車を撮ったものがありましたので、これをちょっと懐古趣味的に扱ってみようと思い、調色せずにプラウン・トーンが出せ、紙のベースがアイボリーのフォルテ（Polywarmtone Ivory, Semi-matt）を選んでみました。ＦＢ紙ではグロッシーの品のある艶が好きなのですが、こういった色調、コントラストではセミマットも良い感じですね。

さてさて、まず露光ですが同じフォルテでも純黒の多階調紙・ポリグレードＶに比べ1+2/3段程感度の低い紙ですので、長い露光時間もしくは現像時間が必要となってくるであろうことは予測にありました。

ところで現像液ですが、Kodak D-72タイプを自家調合しておきました。温黒を狙う現像液にはハイドロキノン単用のAGFA120とか、同123などなどがありますが、今回は印画紙現像液としてはデクトールの原型でもあり、王道的なD-72の応用力に頼ってみました。

D-72の処方ですが、
tokyo-photo.netさんの<a href="http://www.tokyo-photo.net/formula/d72.html" target="_blank">コチラ</a>を参考にしています。

ところでこの日用意しておいたD-72は、臭化カリウムの量を80%増量して3.6グラムほど投与しておきました。この臭化カリの増量と、希釈率の増加によって標準現像液でも温黒トーンを狙えるのです。

まずはD-72の標準希釈である1:2でテストピースを現像。現像時間２分ですと、露光時間は６４秒が良い感じです。（因みに8x10印画紙へ、印画6x6inch。EL Nikkor 80mm f5.6をf11で使用。）
温黒紙ですから、これでも濃いブラウンになってきますが、まだまだ足らない感じ。
そこでバットに水を注いで現像液をさらに希釈。今度は1:3希釈になりました。

現像液が薄くなったので、露光時間または現像時間は余計に掛かることが予測できます。
ところで先の1:2のときで既に６４秒も露光しています。さらなる露光時間の延長は伸ばし機のブレなどのリスクもあり、選択したくはありません。そこで露光時間はそのままとし、現像時間の延長を選択。先と同じ２分、そして３分と４分でテストピースを作成。結果３分現像でとても良い感じ。さらに４分では現像過多でした（そこまで押せることは確認できたわけです）。

ところでドライダウン対策ですが、テストピースをヘアドライヤーで強制乾燥させ、その結果を見て露光時間を決めております。このフォルテ・ポリウォームトーン・アイボリーにおいては、濡れているとシャドウがけっこう黒く見え、乾燥すると濃いブラウンを認識できるようになります。感覚的にはドライ・ブラウン（新しい！）。ですので、濡れたときに良いと思った露光時間より半段ほど押したほうが良いかもと感じました。通常のドライダウン処理の逆ですね。

今回はこのD-72の懐の深さを利用して濃いブラウン・トーンを出すことができました。セピアにいってしまうと印象が軽くなるので、この辺りの色調がとても好みです。以前AGFAからピラドンという多硫化調色のトナーが出ていまして、実用の経験はないのですが、良さそうな感じがしておりました。ところが、もう入手できませんし、とは言え液が臭そうですので、このように紙そのものと、それをより引き出す処理を覚えておけば幅が広がりますね。

ということで処理と結果において満足が得られたのですが、このネガは撮影が甘いですね。まあ手持ちで深度が浅かったのが敗因です。
ところでこの処理で制作したプリントのアーカイバル的な画像保護はどうしましょうかね。フジＡＧガードを使ってみようかしら。
因みに停止では酢酸を使用せず、水のみで停止。定着は<a href="http://www.digitaltruth.com/store/silvergrain.html" target="_blank">silvergrainブランドのアルカリ定着液・Clearfix</a>を使用しています。



追記：このD-72現像液では１対１希釈にして、軟調現像液AGFA 105タイプとの２浴処理を行い良いバランスを得たことがあります。
参考：拙文より
<a href="http://www.mniijima.com/blogger/2006/03/dreamlike-unmelted-snow-pattern-vol1.html">a dreamlike unmelted snow pattern, vol.1</a>
<a href="http://www.mniijima.com/blogger/2006/03/dreamlike-unmelted-snow-pattern-vol2.html">a dreamlike unmelted snow pattern, vol.2</a>]]>
      
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   <title>ネガ・フィルムのブリーチ、再現像</title>
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   <published>2006-10-17T02:51:19Z</published>
   <updated>2006-10-17T03:04:28Z</updated>
   
   <summary>先日の現像過多なネガをブリーチし、再現像を試みました。 まずブリーチ剤にネガを浸...</summary>
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      <![CDATA[<a href="http://gelatinesilver.mniijima.com/2006/10/post_1.html">先日の現像過多なネガ</a>をブリーチし、再現像を試みました。

まずブリーチ剤にネガを浸け、ときどき攪拌しながら様子を見ます。完全にネガ像が消えることはないのですが、画像エリアはうっすらとグレーの幕がかかったようになっています。コマとコマの間の素ヌケの部分は最初の現像時のフォグもブリーチされたようでfb+f濃度が低くなっています。

ブリーチされたネガはよくリンスして、次に再現像を試みます。
この再現像（のための現像液）には現像主薬とアルカリ剤だけが備わっていれば良いということで、もっとも単純な現像液処方であるKodak D-23（水１Ｌに対し、メトール7.5g、亜硫酸ナトリウム100g）を調合し、これを１：１希釈で使用しました。
再現像はたいへん速い時間で進行してゆくようです。
おっと、とあわててネガを現像液から出し水洗（停止浴にあたる）、そして定着したのですがその最初のコマは薄すぎました。そんなにあわてる必要はありませんでしたね。現像時間は１分。内、最初の３０秒は攪拌。
次のネガは３分再現像を行いましたが、こちらは現像過多。うーん、このタイミングを見計らうために、もう少しテストが必要ですね。
昨夜はここまでで作業を終了しましたが、次回はD-23を１：３希釈にして現像進行を緩和させ、目視での現像打ち切りのタイミングを計りやすくしようと考えています。


<img alt="bleach061016.jpg" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/bleach061016.jpg" width="240" height="320" />

--ブリーチ中。ネガを割り箸でつまんでます（笑）。
    プラ製のピンセットを用意すると良さそうですね。--


"<a href="http://member.blogpeople.net/tback/06348" target="_blank">Dark room</a>" on trackback people.]]>
      
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   <title>瓢箪から駒？　ちがうか？</title>
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   <published>2006-10-10T17:19:59Z</published>
   <updated>2006-10-10T17:41:10Z</updated>
   
   <summary>日曜に撮影したお台場での１２０フィルムを現像。この日はACROSを１本だけ撮った...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://gelatinesilver.mniijima.com/">
      日曜に撮影したお台場での１２０フィルムを現像。この日はACROSを１本だけ撮ったのですが、このフィルムにはＰＣ－ＴＥＡという現像液（市販はされてません。自家調合。）を使用しています。薄黄色のＴＥＡにフェニドンとアスコルビン酸を溶解させている現像液で、溶解後はオレンジ色っぽいのが見た目の特徴。しかし段々と色が濃くなってきており、昨日久しぶりに見てみるとその保存液は真っ黒になっていました。おそらく酸化かしらね。たぶん使えないかな、と思いつつ１対５０に希釈し使用液を作り、実験してみることにしました。本来なら実験用に撮影したフィルムを使うのがもっともなのですが、もうリールに巻いちゃいましたし、どうせ良いカットはないということで、そのロールを現像してみることに。

-
      いつもは最小攪拌法で８分３０秒経過時に現像液を排出するのですが、このときはさらに１分延長し、排出。すると群青色の排出液。これはアンチハレーション層が溶け出たものです。普段前浴をされる方ならば、この気持ちの悪い色をした排出液を見慣れていることだと思います。僕は通常前浴をしていませんので現像液を排出しても、しっかり現像されていれば、このような色の排出液は出てきません。ということは、ほとんど現像されていないと考えてよいでしょう。

とりあえず水による停止だけを行って定着を後回し。
さて、どうしようかしら？
このまま定着して、おそらくほとんど現像されていないフィルム・サンプルを作るか？
もうちょっと遊んでみるか？

現像液のストックを見ると、溶解してあるのはマイクロフェンだけ。
よし、マイクロフェンを１：２希釈で準備、タンクに注ぎます。
ところで、どのくらいの時間現像しようかしら？
ACROSをマイクロフェンで処理したことがありませんし、なんとも？？？
最小攪拌での待ち時間に、うんうん唸りながら、よーし８分！と勝手に決め現像終了。
あとは普通に水停止から定着、水洗とおこなって、さあタンクからネガを取り出します。
楽しみです。

結果は現像過多でした。

ところでその全１２カット中、５つのカットは、いつもの僕のネガよりは少し濃いですが、それでもなかなかいい感じの濃度になってます。実はこれらのカットは撮影時に赤のシャープカットフィルターを使用していたのですが、露出倍数を間違えて１段ほどアンダーに撮っていたのですよ。もちろん露光不足ですから、一番暗いところは素ヌケています。それでもそういう箇所ですし、画面全体からの比率で見ると、そんなに影響はないでしょう。プリントで黒く潰れていて構わない範疇だと思います。まあ露光不足の現像過多なんて、ファイン・プリントには程遠いネガですけどね。
それでもプリントしてみて、粒子とかどうなっているのか見てみたいですね。

めちゃ濃くなったその他のカットは後日切り分け、ブリーチし、再現像してみることにします。
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   <title>イーゼルのセットアップ（４枚羽根）</title>
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   <published>2006-10-06T14:56:12Z</published>
   <updated>2007-12-05T01:34:22Z</updated>
   
   <summary>ある同一のフィルム・フォーマット（例えば３５ｍｍとか、ブローニーならば6X7とか...</summary>
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         <category term="printing" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://gelatinesilver.mniijima.com/">
      ある同一のフィルム・フォーマット（例えば３５ｍｍとか、ブローニーならば6X7とか、6X6とか、6X4.5とか）のネガを、同一サイズの印画紙にプリントしてゆく場合、全ての写真で印画されるサイズと位置が決まっていると（＝余白のとりかた）、とてもキレイに感じますし、丁寧な作業というものを印象づけることができるように思えます。また完成作品としてブックマットに挟む場合でもオーバーマットの窓の開け方をいつも同一にすることができます。

今回は４枚羽根を持つユニバーサル・イーゼルを使って毎回同じ位置に印画する方法を紹介したいと思います。

-
      <![CDATA[まずは未処理の印画紙を１枚用意し、定着だけ施し、水洗・乾燥させます。バライタの場合はきちんとフラットニングをし、ピンと真っ平らにさせるのが理想的です。現像していないので、この印画紙は真っ白けです。

<img alt="ea-white.jpg" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/ea-white.jpg" width="320" height="240" />

この真っ白印画紙上に印画させたい位置を、きちんと定規で測り、ボールペンなどでガイドのラインを引きます。
これはフィルム・フォーマットごと、そのフォーマットの縦横比を尊重し、その縦横比のまま印画させる人は、それぞれのフォーマットごとガイドを作ることになりますね。例えば３５ミリ用・縦横２：３のガイドを引いた紙と、６Ｘ７用の６：７のガイドを引いた紙など（もちろん１枚の紙に、何組ものフォーマットのガイドを引いても良いのですが、あまり煩雑になるとゴチャゴチャになりますよ。）を用意します。

僕が６つ切印画紙（８Ｘ１０インチ）を使用する場合、３５ミリ・フォーマットからは６Ｘ９インチ、６Ｘ６フォーマットからは６インチ・スクエアになるようガイドを引いています。

<img alt="ea-white.jpg" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/ea-guide.jpg" width="320" height="240" />

まずは、このガイド紙をイーゼルにセットするのですが、紙をセットするところのスリットは紙幅より若干広めにできています。そこでセットの際は、どちらか片方に寄せるよう習慣づけるとよいです。僕はスリット左端に寄せるようにしています。

下の画像のようにガイド紙の左上にマーキング（矢印）をしています。この角を常にスリットの左端に寄せて紙をセットするのです。

<img alt="ea-white.jpg" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/ea-slit1.jpg" width="490" height="180" />

もちろん、矢印などついていない本番印画紙も同じようにセットするのですよ。理由は解りますね。


ガイド紙をイーゼルに乗せたら、ブレード枠をおろし、ガイド線に沿ってブレードを合わせます。

<img alt="ea-white.jpg" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/ea-bladeset.jpg" width="320" height="240" />

ブレードはなかなか厳密に真直ぐにはなってくれないようですので、ブレード同士が直交する部分をパーマセルテープで固定します。

<img alt="ea-white.jpg" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/ea-perm.jpg" width="320" height="240" />

きちんと直角が出ているか、さらに三角定規をあてて確認してできあがり。あとはイーゼルのブレードに合わせて引伸ばし機の倍率とピントを合わせましょう。

<img alt="ea-white.jpg" src="http://gelatinesilver.mniijima.com/img/ea-kansei.jpg" width="320" height="240" />

日頃ほとんど同じ印画紙（サイズ）を使っていらっしゃる方なら、作業後も固定したブレードをそのままにしておいても構わないと思いますが、なにせ固定箇所はテープで止めているだけですので、プリント前は毎回ガイド紙を乗せ、ズレていないかどうかを確認すべきでしょう。

レンタル暗室を利用されている方の場合、イーゼルはあらゆる方々が使用していますので、ブレードの直交性にも不安があります。是非自分専用のガイド紙を１枚つくり、毎回持ち込んでイーゼル・セットすることをお勧めいたします。貼ったパーマセルテープは使用後剥がして帰りましょうね。後から使う人のために！

今回は４枚羽根のユニバーサル・イーゼルでのセット法を紹介しましたが、２枚羽根イーゼルでの方法も後日ご紹介いたします。こちらは多少加工が必要になる予定です。


（お知らせ：07年12月5日記）このエントリーのみ、スパム・コメントおよびＴＢが異常なほど多いので、しばらくはコメントとＴＢの受付を閉じることにいたしました。
このエントリーに関しまして、ご意見、ご質問などがございましたら、関連エントリー「<a href="http://gelatinesilver.mniijima.com/2007/10/post_6.html">イーゼルの加工、セットアップ（２枚羽根）</a>」のほうまでお寄せいただきますようお願い申しあげます。]]>
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   <published>2006-10-04T09:00:00Z</published>
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      <![CDATA[Sound Of Silenceにアクセスしていただき誠にありがとうございます。
diaryページをこちらに変更いたしました。これからは日記というよりも、僕の暗室作業の記録としてエントリーをアップしてゆきたいと考えています。かなりディープ＆オタッキーな内容に終始するのではないか（汗）と思います。
旧ページもエンジンにbloggerを使用し、ブログ的な側面を持たせてありましたが、機能面や使い勝手に不満を感じておりました。今回は僕のフォトブログ<a href="http://across.mniijima.com/">Across the Street Sounds</a>と同じエンジンMovableTypeを使用し、相互の有機的なつながりも期待しつつ展開できたらいいな、と企んでおります。

なお旧diary（<a href="http://www.mniijima.com/blogger/blogger.html">http://www.mniijima.com/blogger/blogger.html</a>）へ
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