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October 11, 2006
日曜に撮影したお台場での120フィルムを現像。この日はACROSを1本だけ撮ったのですが、このフィルムにはPC-TEAという現像液(市販はされてません。自家調合。)を使用しています。薄黄色のTEAにフェニドンとアスコルビン酸を溶解させている現像液で、溶解後はオレンジ色っぽいのが見た目の特徴。しかし段々と色が濃くなってきており、昨日久しぶりに見てみるとその保存液は真っ黒になっていました。おそらく酸化かしらね。たぶん使えないかな、と思いつつ1対50に希釈し使用液を作り、実験してみることにしました。本来なら実験用に撮影したフィルムを使うのがもっともなのですが、もうリールに巻いちゃいましたし、どうせ良いカットはないということで、そのロールを現像してみることに。
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いつもは最小攪拌法で8分30秒経過時に現像液を排出するのですが、このときはさらに1分延長し、排出。すると群青色の排出液。これはアンチハレーション層が溶け出たものです。普段前浴をされる方ならば、この気持ちの悪い色をした排出液を見慣れていることだと思います。僕は通常前浴をしていませんので現像液を排出しても、しっかり現像されていれば、このような色の排出液は出てきません。ということは、ほとんど現像されていないと考えてよいでしょう。
とりあえず水による停止だけを行って定着を後回し。
さて、どうしようかしら?
このまま定着して、おそらくほとんど現像されていないフィルム・サンプルを作るか?
もうちょっと遊んでみるか?
現像液のストックを見ると、溶解してあるのはマイクロフェンだけ。
よし、マイクロフェンを1:2希釈で準備、タンクに注ぎます。
ところで、どのくらいの時間現像しようかしら?
ACROSをマイクロフェンで処理したことがありませんし、なんとも???
最小攪拌での待ち時間に、うんうん唸りながら、よーし8分!と勝手に決め現像終了。
あとは普通に水停止から定着、水洗とおこなって、さあタンクからネガを取り出します。
楽しみです。
結果は現像過多でした。
ところでその全12カット中、5つのカットは、いつもの僕のネガよりは少し濃いですが、それでもなかなかいい感じの濃度になってます。実はこれらのカットは撮影時に赤のシャープカットフィルターを使用していたのですが、露出倍数を間違えて1段ほどアンダーに撮っていたのですよ。もちろん露光不足ですから、一番暗いところは素ヌケています。それでもそういう箇所ですし、画面全体からの比率で見ると、そんなに影響はないでしょう。プリントで黒く潰れていて構わない範疇だと思います。まあ露光不足の現像過多なんて、ファイン・プリントには程遠いネガですけどね。
それでもプリントしてみて、粒子とかどうなっているのか見てみたいですね。
めちゃ濃くなったその他のカットは後日切り分け、ブリーチし、再現像してみることにします。
posted by mniijima : October 11, 2006 2:19 AM
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by Clips : May 10, 2008 2:34 PM